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映画オタクの僕が選ぶ中年のおじさんが活躍するオススメ洋画6選【ランキング】

Hulu、Netflix、アマゾンプライム・ビデオを契約し、週に5本は映画を鑑賞する程度に映画通の筆者が選ぶ中年のおじさんが活躍するオススメ洋画6選をランキング形式でまとめました。

あらすじ以上のネタバレは避けていますので安心して読んで頂けたらと思います。

筆者と年代の近い20〜30代の男性には間違いなくオススメですが、年配の方や女性の方にはあまり参考にならないかもしれません。

映画好きの方は勿論、ゴールデンウィークやお盆休み、何末年始の暇つぶしを探している方の参考になればと思います。気になる作品があれば是非、鑑賞してみてください。

縛りのない単純なオススメランキングは下記となりますので、筆者とセンスが合うかどうかが心配な方はこちらの記事を参考にして頂ければと思います。

www.jenik29.com 

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6位:シェフ 三ツ星フードトラック始めました【ヒューマン】 

 

 『アイアンマン』シリーズの監督としても有名なジョン・ファヴローが監督兼主演を務めた作品。

タイトルやパッケージ、「フードトラックで旅する親子の絆を描いたロードムービー」というあらすじからは全くもって面白そうな雰囲気が感じられないのだけれど、散りばめられた親子愛や友情に感動することができる隠れた名作。

テンポが良く起承転結のしっかりとしたストーリーは観ていて飽きないし、暗くなるようなシーンや嫌な奴も少ないので、観ていて明るい気持ちになれる。主人公役のファヴァローが良いのは勿論、息子やスーシェフのキャラも良い。俳優陣がとにかく豪華なので見応えもある。

出てくる料理がとにかく全て美味しそうなので深夜の視聴はオススメしない。

 

あらすじ

ロサンゼルスの有名レストランで総料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けていく。

出典元:https://eiga.com/movie/80440/

 

5位:マイ・インターン【ヒューマンドラマ】

 

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たしたヒューマンドラマ作品。

『ゴッド・ファーザー』や『グッドフェローズ』などの役柄でマフィアのイメージが強いロバート・デ・ニーロ。そのデ・ニーロが温厚で柔和な老紳士を演じているというのだからそれだけでもこの作品を観る価値がある。瞬きの練習や太極拳をしている姿なんかは最高にチャーミングで、こんな演技もできるのかと驚かされる。“基本的には”善人しか出てこないので、嫌な気持ちになることなく、安心して観ることができる。若い人はアン・ハサウェイに、年配の人はロバート・デ・ニーロに感情移入できるという点でも老若男女にオススメできる。 

登場人物はみんなそれぞれ何か悩みを抱えているのだけれど、前向きに努力することで解決に向かって行く様子は観ていて気持ちが良い。笑えるシーンもしっかり用意されていて、エンタメ映画としてクオリティが高い。オーシャンズシリーズのパロディシーンや、マッサージ師とのやりとりなんかは声を出して笑った。恋愛関係ではない、男女の信頼関係が美しく描いている素晴らしい作品。

あらすじ

ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩であるベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく。
 

4位:ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男

 

第90回アカデミー賞で日本人の辻一弘さんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いたことで有名なこの作品。

チャーチルという変人を演じ、同じく第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンの演技だけでも見応えがある。声やセリフに言い回しなども素晴らしいので吹き替えではなく字幕での鑑賞がオススメ。「若さを失った今、知恵だけが頼りだ」というセリフが印象的。

クリストファー・ノーラン監督の名作「ダンケルク」の裏側では何が起きていたかが描かれているので、同作品を観ているとより楽しむことができる。政治的なやりとりや演説などが主体の映画なので、爆破やアクションなどといった派手なシーンは皆無に等しいのだけれど、オープニングからエンディングまで飽きることはない。このまま白黒映画にしても成立するんじゃないだとろうかと思うほど光と影の使い方が上手い作品。

あらすじ

第2次世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスが陥落寸前にまで追い込まれ、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が北フランスの港町ダンケルクの浜辺で窮地に陥る中、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手にヨーロッパ中の運命が委ねられることに。ヒトラーとの和平交渉か徹底抗戦か、究極の選択を迫られるチャーチルだったが……。

出典元:https://eiga.com/movie/88218/

 

3位:世界最速のインディアン【ヒューマンドラマ】

 

スピード狂のバイク好きおじさんが様々な人の助けを借りながら夢だったバイクのスピードコンテスト出場を目指すロードムービー。 

パッケージとタイトルで損をしている映画ナンバーワン。評判を知らなかったら絶対に観なかっただろうと思うぐらいダサく、センスの欠片もないパッケージとタイトル。中身はそのへんのヒューマンドラマ作品じゃ相手にならないほど面白いので、本当に勿体無い。この作品には「騙されたと思って観てみてほしい」という言葉がピッタリ。

とにかく脚本が良くて心が温まるエピソードがたくさん詰まっている。登場人物が全て善人なので、少しも嫌な気持ちにならないし、万人受けする内容なので観る人を選ばない。その上、実話が基になっているというのだから驚き。友人にオススメの映画を聞かれると、この作品を勧めることが多いのだけれど「面白かった」という感想が多い。自信をもってオススメできる作品。

あらすじ

ニュージーランド南端の街に住むスピード狂の男が、地上最速マシンのスピードを競う大会“スピードウィーク”が行われるアメリカユタ州のボンヌビル・ソルトフラッツを目指し、ニュージーランドからアメリカ西部を旅する姿を描くロードムービー。

出典元:https://eiga.com/movie/1088/

 

2位:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)【コメディ】

 

2014年アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4部門を獲得した作品。

現実と幻想が入り混じる『ブラック・スワン』のようなストーリーなので、物語は少々ややこしい。物語自体がそこまで面白いわけではないのだけれど、最高にかっこよくて最高に好きな映画。オープニングから続くワンカット風の撮影方法には驚かされる。撮影監督は『ゼロ・グラビティ』や『レヴェナント』を撮影したエマニュエル・ルベツキ。彼がいなかったらここまで素晴らしい作品になっていない。ドラムのBGMも最高。

主人公のマイケル・キートンの演技がとにかく良い。様々な対立関係が面白い。過去の自分と現在の自分、若手とベテラン、批評家と役者、父と娘、そして現実と幻想。中でもエドワード・ノートンとの掛け合いは見応えがある。実在する俳優の名前が幾つも出てくるユーモアを交えた会話劇からは目と耳が離せない。薬中の娘を演じるエマ・ストーンが可愛すぎる。

 あらすじ

かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。

出典元:https://eiga.com/movie/81227/

 

1位:ゴッドファーザー PART I【ヒューマンドラマ】

 

誰もが1度はタイトルを聞いたことがあるであろうこの作品。聞いたことはあるかもしれないけれど「昔のマフィア映画でしょ?そういうのはちょっとね」と敬遠されている方も多いのではないだろうか。

マフィア映画であることに違いはないのだけれど、派手な銃撃シーンやグロテスクなシーンはそこまで多くない。基本的には暗い部屋でおじさん達が話をしているだけ。それだけであるが故に、マーロン・ブランドを中心とした名優陣の圧倒的な演技力の高さが際立つし、堪能することができる。この作品の重厚な雰囲気は他の映画では決して味わうことができない。演技だけではなく、カメラワークや音楽、脚本に至るまで本当に全ての要素がパーフェクト。登場人物が多く、話が少々ややこしく感じるのが唯一のネックなので、ネットで相関図を見ながらの鑑賞すると良い。

この作品はPART3まであるのだけれど、本作の続きにあたるPART2も負けず劣らず面白い。PART1とPART2で1つの作品といっていい。もしもこの作品が「言うほどではないかな」と感じたとしても、必ずPART2も観てほしい。観終わる頃にはまた、このPART1が観たくなっているはず。そうして筆者は『ゴッドファーザー』の螺旋から抜け出せなくなった。間違いなく観ている回数が1番多い作品。

あらすじ

アメリカのマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時32歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。イタリア・シシリー島からアメリカに移住し、巨万の富を築き上げたビトー・コルレオーネ一族の跡目相続や、世代交代を謀る周囲のマフィアとの間に起こる抗争が重厚なタッチで綴られる。

出典元:https://eiga.com/movie/44529/

 

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以上が「映画オタクの僕が選ぶ中年のおじさんが活躍するオススメ洋画6選」となります。

本当は10選ぐらいにしようかなと思ったのですが、筆者が本当に面白いと思った作品しか載せたくなったので、中途半端なランキングとなってしまいました。

とはいえ、だからこそ、どの作品も本当にオススメできる作品ばかりですので、興味がある作品があれば是非、鑑賞してみてください。

冒頭にも書いた通り、筆者と年代の近い20代や30代の男性には間違いなくオススメですが、年配の方や女性の方にはあまり参考にならなかったかもしれません。

 

P.S,

タイトルに“映画オタクの僕”とつけたのは閲覧者を少しでも増やす為の悪あがきですので悪しからず。 

 

 

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