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【オススメ】ヤングジャンプの新連載漫画『アルマ』が面白すぎる【2019年】

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毎週、『キングダム』を目当てにヤングジャンプを立ち読みしているのですが、10月3日に発売された2019年44特大号から連載が始まった『アルマ』が間違いなく今後、話題になる漫画だったのでまとめてみました。

 

 

あらすじ

「もう世界は僕らだけなのかもしれない」荒廃した世界で生きるものの影ふたつ。
自分たち以外の人類を探し、見つけるための歩みの先には…!?
この世界に残る魂を探し求める人類の近未来幻想譚。

引用:https://youngjump.jp/manga/alma/

 

作者情報

作者は三都慎司@ShinjiMito)さん。

2015年夏に『アレグロ』がアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。

アフタヌーンにて『ダレカノセカイ』を連載。

2018年にヤングジャンプGOLD Vol.4に読切『アルマ』を掲載。

10月3日に発売された2019年44特大号のヤングジャンプにて『アルマ』連載開始。

 

Twitterを見ていると、どうやら専属のアシスタントがいないらしく、死ぬ思いで描いているよう。書き込みの量や細かさを見ると、そうは思えないけれど。忙しい仕事の合間を縫って更新されるツイッターも面白い。好物はカロリーメイト。

 

 

 

作者の性別は?

簡単に調べてみたけれど、どうやら正式には公表していない模様。名前は男性のようだけれど、一人称は「私」だし、自画像が女性なので、ややこしいのだけれど、他の漫画家さんが三都先生のことを「彼」と呼んでいるので、やはり名前の通り男性のよう。

 

16話まで読んだ感想

最初はよくある背景の書き込みの細かさや、絵の綺麗さだけが取り柄のつまらない作品かと思ったのだけれど、登場人物や空を飛ぶバイクのような乗り物などのデザインが兎に角かっこいいし、戦闘シーンも迫力があり、絵の綺麗さと物語の面白さを兼ね備えた素晴らしい。特に「目」の描き方が好き。よくこんな細かな書き込みを週刊で続けられるなと驚かされる。

設定はどこかで見たことがあるような感じだけれど、読んでいるだけでワクワクするし、読み応えがあり、まるでSF映画を観ているかのよう。個人的にはリチェとの生活や、孤独な旅をもう少し見たかったけれど、週刊連載だとあまり序盤に時間をかけられないのだろうということはことは理解できる。

主人公のレイとハムスター型のロボット「ラムダ」が魅力に欠けるのが少しだけ気になる。なんだか浮いているように感じるのは、ヒトと生活をしたことがない為に空気が読めないからなのだろうか。シリアスになりすぎないように、あえてそうしている可能性もあるけれど。個人的にはギャグ要因はラムダだけにして、レイはとことんかっこよくしてほしい。今のところは、どちらかというとルキアナの方が主人公っぽい。兄との過去だとか、能力の高さだとかがまさに主人公のそれ。今後、「甲」がどのように関わってくるのかも気になる。3巻も楽しみ。

 

 

単行本第1巻〜2巻が発売中

現在、発売されている単行本は2019年12月19日(木)に発売された第1巻と、2020年3月19日(木)に発売された第2巻の計2巻になります。

下記のリンクにてコミック版、Kindle版どちらも購入可能です。

第3巻の発売日は6月19日(金)のようです。 

 

もう世界には俺たちだけなのかもしれない
人がいない荒廃した世界で、自分たち以外の人間を探す青年・レイと、彼を心配そうに見守るリチェ。
そんな中、空からの襲来者によって、15年間隠されてきた「秘密」が明らかに。
独りになった青年は、“ある言葉”によって歩みを始める──。
ヒトとキカイの近未来幻想譚、ここに幕開け。

参照:https://www.amazon.co.jp/dp/4088914457/

 

これは人類最後の行進だ
人がいない世界で暮らすレイとリチェ。ある日突然の襲来者によって、15年共に過ごした相棒・リチェを失う。
進めレイ──遺されたその言葉を胸に、失意の青年は歩み始める。
“初めて”目にした世界、会った人間、知った過去。そして彼自身が、ギジンに対抗しうる最後の希望「ゼロ」だと判明…人類の救世主として、レイの運命の歯車は加速して──。
ヒトとキカイの近未来幻想譚、世界が拓く第二幕。

参照:https://www.amazon.co.jp/dp/4088914953/

 

連載雑誌

毎週木曜日発売の週刊ヤングジャンプで連載されております。

下記のヤングジャンプ公式サイトにて1話〜3話を読むことができます。

https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156692620720

 

最後に

いかがだったでしょうか。

冒頭でも説明した通り、まだ連載が始まったばかりの作品ですので、すぐに最新話まで追いつくことができますし、必ず今後、話題になる作品だと思いますので、チェックしておいて損はないかと思います。

 

追記(2019.11.15):思わぬ形で話題に

第6話の『その人類最後の希望は「Null」と呼ばれた 既存言語でそれは…「ゼロ」だ』という文章を読んだTwitter民が『nullと0は同じじゃないぞーーー違うぞーーーーー』と間違いを指摘するツイートして一時トレンドで1位になるほどの話題に。

ドイツ語で「Null」とは「0」のことである為、何も間違いではないのだが、どうやらツイート主はプログラミング言語であると勘違いしてツイートした為、「間違っているのはお前だ」という声が相次いだ模様。

思わぬ形で話題となった。

これには作者の三都慎司さんも下記のようにツイート。