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【2019年】映画オタクの僕が選ぶNetflixで観ることができるオススメの洋画10選【ランキング】

週に5本は映画を鑑賞する程度に映画鑑賞が趣味の筆者が選ぶNetflixで観ることができるオススメの洋画を10本をランキング形式でまとめました。

アクションからSF、ヒューマンドラマ、サスペンスなどジャンル問わず選んでいます。

同じような作品ばかりにならないよう、同一シリーズからは1本のみの選出としました。

筆者と年代の近い20〜30代の男性には間違いなくオススメですが、年配の方や女性の方にはあまり参考にならないかもしれません。

気になる作品があれば是非、鑑賞してみてください。

 

Netflixの縛りを無くしたランキングについてもまとめていますので、こちらも是非。

jenik.hatenadiary.com 

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10位:インファナル・アフェア【クライム・スリラー】 

【おトク値!】インファナル・アフェア [Blu-ray]

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2006年にマーティン・スコセッシ監督により「ディパーテッド」としてハリウッドでリメイクされたことでも有名な香港映画。

 

オリジナルの本作と、リメイクの「ディパーテッド」をどちらもまだ観ていないのであれば、本作からの鑑賞がオススメ。なぜなら本作の方がハリウッドのリメイク版より面白いから。「香港映画?そういうのはちょっとね」と敬遠している人は勿体ない。騙されたと思って観てもらいたい作品。筆者もアジア映画を観る時間があれば、ハリウッド映画を観たいと思っていたけれど、この映画を観て考え方が変わりました。香港映画すげえ。舐めてました。

 

顔だけならリメイク版のディカプリオとマッド・デイモンの方がかっこいいはずなのだけれど、本作のアンディラウとトニーレオンの方が圧倒的に魅力的。表情や醸し出す雰囲気がシリアスな作品に合っている。この2人だからこそ、ここまで良い映画になっていると言っていい。素晴らしい演技力。脚本の良さは言うこと無し。最初から最後までハラハラさせられ先が読めない。本当に素晴らしい作品。

 

ハラハラしたい人にオススメ。 

 

 【あらすじ】

警察に潜入することを命じられたマフィアの青年と、マフィアに潜入して囮捜査をすることを命じられた警察官青年は、ともに18歳。その10年後、ある覚醒剤取引きをめぐってお互いの存在を知った2人に、避けられない対決の時がやってくる。

出典元:https://eiga.com/movie/1089/

  

 

9位:セブン【サスペンス・スリラー】  

セブン [Blu-ray]

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予想のつかない衝撃的なエンディングで有名な本作。監督は筆者の大好きなデヴィッド・フィンチャー

 

フィンチャー作品らしく最初から最後までセンスが良い。特にオープニングとエンディングは必見。本当にどのシーンを切り取っても画になる。キリスト教の「七つの大罪」がテーマになっているのもあって、ただの娯楽作品としてではなく、哲学的にも文学的にも素晴らしい作品となっている。この完璧な脚本を手がけたアンドリュー・ケビン・ウォーカーはまさに天才。

 

モーガン・フリーマン演じる定年間際の先輩刑事サマセットと、ブラッド・ピッド演じる血気盛んな若手刑事ミルズのコンビは最高。悪役のケヴィン・スペイシーも流石。この3人がこれ以上ないってほどに適役。中でも若かりし頃のブラピの演技は見応えがある。そんなブラピの演技力も光るラストは賛否両論だけれど、個人的には大好き。何度も観返したくなる。

 

見応えのある本格サスペンス映画が観たいという人にオススメ。

 

【あらすじ】

退職を間近に控えたベテラン刑事サマセットと若手刑事ミルズは猟奇連続殺人事件の捜査にあたる。犯人はキリスト教における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかに。やがてサマセットとミルズは容疑者を割り出すが、その人物に逃げられ、さらにミルズの素性が知られていたことも発覚する。そしてさらなる殺人事件が続いた後、驚愕の事態が……。独特のビジュアルセンスとダークな物語が話題を呼んだ戦慄のサスペンス・スリラー。

出典元:https://eiga.com/movie/17531/

 

 

8位:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密【ノンフィクション・ヒューマンドラマ】

ドイツの暗号機械エニグマ解読に挑むイギリスの天才数学者を描いた作品。アカデミー賞で8部門にノミネートされた名作。

 

天才特有の独特な表現が会話シーンなどを面白くしているので、退屈なシーンがほとんどない。「エニグマの解読」というメインのお話だけでも十分に面白いのだけれど、恋愛要素や主人公の趣向に関する話なども上手く組み込まれており、とても濃い内容となっている。これだけ濃い内容のお話のほとんどが実話だというのだから驚き。様々な人間の思惑や考えが交錯するストーリーの先にある考えさせられるエンディングは実話であるからこそ深い。

 

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズでエリザベス・スワンを演じていたキーラ・ナイトレイがヒロイン役として出演しているのだけれど、彼女がとにかくもう最高に可愛い。最初は男だらけのこの映画を華やかにする為に無理やり入れたように思えたのだけれど、そんなことはなく、むしろ重要なポジションであることに気づく。孤独な天才を支える紅一点。 ベネディクト・カンバーバッチとの組み合わせは最強。何から何までバランスの素晴らしい作品。

 

ノンフィクション好きや歴史好きな人にオススメ。

 

【あらすじ】

1939年、第2次世界大戦が始まり、イギリスはドイツに宣戦を布告。ケンブリッジ大学の特別研究員で、27歳にして天才数学者と称えられるアラン・チューリングは英国政府の秘密作戦に参加し、ドイツ軍が誇る暗号エニグマの解読に挑むことになる。解読チームには6人の精鋭が集められるが、他人と協調することを嫌うチューリングとチームメンバーとの間には溝が深まっていく。

出典元:https://eiga.com/movie/80082

 

  

7位:ダークナイト【サスペンス・スリラー】   

数あるヒーロー映画の頂点に立つこの作品。今後、この作品を超えるヒーロー映画が出てくるとは思えないと思えるほど完成度が高い。

 

アメリカンコミック「バットマン」をクリストファー・ノーラン監督が映画化した全3作品ある内の2作目。勿論、1作目を観てからの方が楽しめるけれど、観ていなくても特に問題はない。と言うよりは、1作品目と3作品目はこの作品に比べると特別に面白いわけではないので、この作品が気に入ってから観ても遅くない。

 

オープニングの銀行強盗シーンは最高。一気にバットマンの世界と悪役のジョーカーの魅力に引き込まれる。格闘シーンだけはチープで目を閉じたくなる。「アメコミとかはちょっと」と食わず嫌いをしている人は絶対に勿体無い。観終わった頃にはあなたもヒース・レジャー演じるジョーカーの虜になっているはず。映画史上最高の悪役。

 

ヒーロー映画が好きな人やかっこいい悪役が活躍する映画が好きな人にオススメ。

  

【あらすじ】

ゴッサム・シティに現れた史上最悪の犯罪者ジョーカー。バットマンブルース・ウェインは、協力するゴードン警部補や新任地方検事ハービー・デントらと共にジョーカーに立ち向かうが……。

出典元:https://eiga.com/movie/53214/

 

 

6位:ドラゴン・タトゥーの女【ミステリー・サスペンス】 

 

スウェーデンの小説家スティーグ・ラーソン推理小説「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」が原作のサスペンス映画。監督はデヴィッド・フィンチャー

 

オープニングからエンディングまで余すところなく面白いので、158分という上映時間が長いと感じない。特にオープニングは最高。ダニエル・クレイグ演じる新聞記者のミカエルと、ルーニー・マーラ演じる天才ハッカーのリスベットがとにかく魅力的なので、この2人のどちらかが出ているシーンはそれだけで画になるし面白い。特にリスベットは最高で、映画に出てくる女性キャラクターの中で1番好き。

 

ストーリーは正直言ってかなりややこしい。登場人物も多いので集中して観ないと1度ではしっかりと理解できない。その上、残酷なシーンや性的なシーンが多い為、観る人を選ぶとは思うけれど、個人的には大好きな作品。

 

本作の続きを描いている原作小説もとても面白いので、映画鑑賞だけではなく読書も趣味だという方は是非。続きは気になるけれど、読書なんてクソくらえというタイプの方は、本作とは別にスウェーデン版の映画が3作出ていますので、そちらをチェック。

 

本格的なミステリー映画が観たいという方には特にオススメ。

 

【あらすじ】

経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・バンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥーをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でバンゲル家に隠された闇に迫っていく。

出典元:https://eiga.com/movie/56065/ 

 

 

5位:インセプション【アクション・SF】  

インセプション [Blu-ray]

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他人の夢に潜り込んで潜在意識の中から情報を抜き出すスパイが主人公の作品。監督は名作製造機として有名なクリストファー・ノーラン

 

ストーリーのよくできた映画には、派手なシーンが欠けてしまいがちなのだけれど、夢の世界ではなんでもありなので、この作品のアクションシーンはとにかく派手で、観ていて飽きない。特に無重力でのアクションシーンは見応えがあり、そのへんの宇宙映画にも負けないリアリティ&クオリティ。ここまで良い脚本と派手なアクションの両方を一度に堪能できる映画は他にない。

 

作中で夢から目覚める為の「目覚まし」として使われている“Non, Je Ne Regrette Rien”という曲がエンドロールに流れるのが最高の演出。「あなたが現実だと思っている世界も、もしかしたら夢の世界かもよ?」と言われているような気になり、鑑賞後もこの映画や夢について考えさせられる。

 

そんなわけで、エンドロールが最高な映画は何かと聞かれれば間違いなくこの作品だと答える。鑑賞した際にはぜひともスキップしないでエンドロールまで観てほしい。意味深なエンディングもこの複雑な映画にふさわしく、もう一度観直したいと思わせる。本当の意味で最後の最後まで面白い作品。

 

よくできたストーリーの作品を観たいのだけれど、アクションも楽しみたいという欲張りさんにオススメ。

 

【あらすじ】

人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。

出典元:https://eiga.com/movie/54466/

 

 

4位:LALALAND【ミュージカル・ラブストーリー】  

 

「セッション」のデイミアン・チャゼルが監督と脚本を務めたラブストーリーミュージカル。

 

ミュージカルミュージカルしていないので、ミュージカルがそこまで得意ではない筆者も違和感なく楽しむことができた。(ミュージカルって何回言うねん)現実的なストーリーとミュージカルという非現実のバランスが素晴らしい作品。

 

アカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンの演技は必見だし、撮影賞や美術賞、作曲賞に輝いた音楽や映像の美しさは言うことなし。ストーリーは賛否両論。ネタバレになるので詳しくは書けないけれど、ディズニー映画のように子供が観てもわかるような、分かりやすい内容の映画が好みの人には向かないと思う。「グレイテスト・ショーマン」が好きな人はこの作品が苦手なイメージ。

 

ミュージカル映画好きな人というよりは、筆者のようにそこまでミュージカルが好きなわけではないけれど、大人の恋愛映画が観たいという人にオススメ。

 

【あらすじ】

オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。

出典元:https://eiga.com/movie/82024/ 

 

 

3位:ショーシャンクの空に【ヒューマンドラマ】

ショーシャンクの空に [Blu-ray]

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この手のランキングで必ずと言っていいほど上位にランクインしているこの作品。嫌いな人はいないのではないでしょうか。それぐらい万人が面白いと思うであろう名作。

 

主人公が主軸のメインストーリーが良いのは勿論、サブストーリー的に描かれている調達屋の囚人や図書係の囚人、中卒の囚人の話も良くできている。ショーシャンク刑務所で過ごす人々の短編集のような感じなので、143分という長めの上映時間も本当にあっという間に感じる。むしろ短いくらい。他の名作映画と違うのは、派手なシーンがほとんどないということ。単純な物語の面白さだけでここまで多くの人に面白いと思わせられるのだから名作でないわけがない。

 

この作品は語り手の一人称で展開されていくのだけれど、その語り手を務めるのが主人公のアンディではなく、モーガン・フリーマン演じるレッドなのが上手い演出。声も良いので是非、吹き替えではなく字幕で観てほしい。他サイトでは「泣ける」というレビューをよく目にするけれど、個人的には感動を目当てに観る作品ではないように思う。

 

派手でうるさい演出はいらないから良質な物語を堪能したいという人にオススメ。

  

【あらすじ】

長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド(フリーマン)と無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ(ロビンス)の友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれる。

出典元:https://eiga.com/movie/45573/

 

  

2位:LEON【ヒューマンドラマ・アクション】 

レオン 完全版 [Blu-ray]

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言わずと知れたアクション映画の超名作。アクション作品として観ても当然面白いのだけど、ヒューマンドラマ作品として観てもクオリティが高い。

 

ナタリー・ポートマン演じる少女と、ジャン・レノ演じる殺し屋の掛け合いがとにかく最高で、ずっと観ていたいと思うほど。それに加えて、悪役として出てくるゲイリー・オールドマンまで最高だというのだから見応えがあって当然。中でもナタリー・ポートマンの演技は異常。この作品を観て自分はロリコンなんじゃないかと悩む人が続出したとかしないとか。それぐらい子役とは思えないほどにセクシーで魅力的で愛おしい。彼女の演技だけでも観る価値がある。「大人になっても人生は辛いの?」というセリフが印象的。

 

アクションシーンは最近の映画にある非現実的な、見た目重視のとんでもアクションではなく、どちらかというと現実的。それでも撮り方や演出が上手いので、緊張感が損なわれることはない。物語終盤のアクションシーンは最高。エンディングも完璧。

 

内容の濃い良質なアクション映画が観たいという方にオススメの作品。

  

【あらすじ】

舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。

出典元:https://eiga.com/movie/32162/ 

 

 

1位:ゴッドファーザー PART I【ヒューマンドラマ】

 

誰もが1度はタイトルを聞いたことがあるであろうこの作品。聞いたことはあるかもしれないけれど「昔のマフィア映画でしょ?そういうのはちょっとね」と敬遠されている方も多いのではないだろうか。

 

マフィア映画であることに違いはないのだけれど、派手な銃撃シーンやグロテスクなシーンはそこまで多くない。基本的には暗い部屋でおじさん達が話をしているだけ。それだけであるが故に、マーロン・ブランドを中心とした名優陣の圧倒的な演技力の高さが際立つし、堪能することができる。この作品の重厚な雰囲気は他の映画では決して味わうことができない。演技だけではなく、カメラワークや音楽、脚本に至るまで本当に全ての要素がパーフェクト。登場人物が多く、話が少々ややこしく感じるのが唯一のネックなので、ネットで相関図を見ながらの鑑賞すると良い。

 

この作品はPART3まであるのだけれど、本作の続きにあたるPART2も負けず劣らず面白い。PART1とPART2で1つの作品といっていい。もしもこの作品が「言うほどではないかな」と感じたとしても、必ずPART2も観てほしい。観終わる頃にはまた、このPART1が観たくなっているはず。そうして筆者は「ゴッドファーザー」の螺旋から抜け出せなくなった。間違いなく観ている回数が1番多い作品。

 

年代を問わず全ての男性にオススメ。

 

【あらすじ】

アメリカのマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時32歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。イタリア・シシリー島からアメリカに移住し、巨万の富を築き上げたビトー・コルレオーネ一族の跡目相続や、世代交代を謀る周囲のマフィアとの間に起こる抗争が重厚なタッチで綴られる。

出典元:https://eiga.com/movie/44529/

 

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以上が「映画オタクの僕が選ぶNetflixで観ることができるオススメの洋画10選」となります。

Netflixは予想以上に観られる映画が多い為、オススメの洋画10選と大差のないランキングとなってしまいました。

冒頭にも書いた通り、筆者と年代の近い20代や30代の男性には間違いなくオススメですが、年配の方や女性の方にはあまり参考にならなかったかもしれません。 

 

P.S,

タイトルに“映画オタクの僕が選ぶ”とつけたのは閲覧者を少しでも増やす為の悪あがきですので悪しからず。

jenik.hatenadiary.com